開所5箇月
ホワイトボード
今まで事務所に仕切りがなかった。開放感があった方が良いと思ったのだ。しかし、事務机と応接セットの間に仕切りがないとやはり困る。一番困るのが、お客様を待たせて机のパソコンで何か作業をする必要が生じた場合だ。仕切りがないと、お互い気まずい。そういうとき、ほぼ必ずお客様の方から話を振ってくる。気を使わせてしまって、申し訳ない。しかも、私は作業をしているわけだから、お客様から振られた話に答えている間その作業の手が鈍るという弊害もある。
そこで、仕切りとしてホワイトボードを買った。
後ろに黒い布(綿55%、麻45%)を張って仕切りとして成立させた。これも最初は白い布の方が爽やかになるかとも思っていたのだが、ホワイトボードの色とかぶるとなんかダサいなと思って黒い布にした。その判断は正しかった。
ホワイトボードとして使うことに関して言えば、相続の話をするときなんかにとても便利だ。
虫との闘い
ここにこう書くのもどうかと思うが、虫については、もう入ってくるのは諦めて、入ってきてから殺すという作戦に出た。
具体的にはこれを使う。
部屋に予め散布しておくと、殺虫成分が細かく散って壁に張り付き、入ってきた虫が壁にとまると死ぬという、そういうグッズだ。この方式は、よくわからないがここ数年の虫除け界における流行のようだ。
たしかに、死ぬ。虫が、死ぬ。
しかし、まあ私の撒き方に慈悲があるせいかもしれないのだが、虫が入ってきて、壁にとまって死ぬというその過程の間に、弱った虫を目にすることがある。相談中だと困ったことになる。相談中に弱った羽虫がふらふらと飛び、気が付いたら消えている。そんな事務所となっている。無気味だ。
入ってきてから殺すというのは虫除けにおける最低限のラインを維持するための所業と位置付け、やはりそもそも入ってこない事務所作りを目指そう。そう考えて、また虫との格闘が続く。
この事務所を始めて最も成長したスキルは、虫耐性だ。今まではあらゆる虫を触れなかったが、今は羽虫(と呼ぶのだろうか?ほとんど脚と羽しかないような虫)なら平気で触れるようになった。
強調しておきたいのだが、未だにこの事務所に蚊は出ていない。蚊が出たら本気で全面戦争に入る。慈悲はない。事務所を訪れる方々もそこは安心してほしい。そして今出ている虫も元々蝶すら触れなかった私がすぐ慣れる程度のものだからたいしたものではないと思う。安心してほしい。
忙しい
毎月18日にブログを書くことにしているのだが、よりにもよってなぜ今日が18日なのだ?今日は忙しすぎてもう書けるわけがない。と思っていたが、書けた。
当ブログ初期は毎日更新していて、毎日更新しているとブログ更新を「頑張っている」等と評されることも多かったが、本人としては頑張っているつもりはまるでなかった。むしろ書かないでいることの方に頑張りが必要なのだ。
ブログとかFacebookとかTwitterとか、昔ならWeb日記とかは、書かないでいることの方に努力が要るタイプの人間がいるのだ。そういう私のような者は、やはり書くのに努力は要らないのだ。今当記事を書いていて改めてそれを感じた。
ちなみになぜそんな私が月1回更新にしているかというと、守秘義務の都合だ。毎日書いているとどうしても、どういう事件をどう処理しているかが窺い知れるようなことも書いてしまうはめになる。それを避けるために私は、勝手に動く両手を抑え、ブログを書かない努力をしている。